秋野暢子さんWell-being Person of the Year受賞記念講演が開催されました。

日本女性財団主催、日本女性ウェルビーイング学会共催で、8月20日に開催された「女性支援・Well-being Award」において、ウェルビーイング部門の大賞を受賞された女優・秋野暢子さんによる受賞記念講演が、9月27日、第9回日本女性ウェルビーイング学会の総会で行われました。

講演に先立ち、学会アドバイザリーボードでもある対馬ルリ子先生から、
「一人ひとりが、かけがえのない存在としてウェルビーイングに生きることが大切」とのご挨拶があり、

続いて登壇された秋野暢子さんは、食道がんを患ったご自身の経験をもとに、「ウェルビーイング~諦めない生き方~」と題して講演していだきました。「どんな時も笑顔でいること」「迷ったらポジティブな方を選ぶこと」「周囲の人のためにも諦めずに生きること」「小さな変化が大きな変化を生むこと」など、前向きなメッセージを語られ、その言葉の一つひとつが、がんと向き合う方々のみならず、多くの参加者の心に深く深く響きました。

講演後には、「どんな時も自分らしくウェルビーイングに生きる」をテーマとしたシンポジウムを実施。病気になった際に「自分がどのような治療を受けたいか」を医師と共に考える SDM(共同意思決定) の重要性について、ウェルビーイングの視点から活発な議論が交わされました。